2006年07月27日

■茶坊主くんがやってきた

とうとう茶坊主くんがブログを始めた。
最初に二人でそんな話をしてからずいぶん時間がたったような気がする。
実際に自分もこうして書くことになるとは思わなかった。

多分、二人に共通している気持ちは「ちゃんとノーツを理解してほしい」
ということなんじゃないかと思う。
ステレオタイプ化された悪い面だけをピックアップされて嫌われるという
悲しい状況に少し反発したい気持ちもある。
それは一種の「愛」かもしれない。

それはさておき、彼は私と違って今も最前線でノーツと戯れている。
いろんな仕事をしている彼だけれど、私から見るとノーツと戯れているときが、
一番、楽しそうな顔をしているし、
彼の語るノーツはよりきらきらと輝いて見えるから不思議。

探究心の旺盛な彼の技術的考察がブログで読める日が来たことがとても嬉しい。
きっと、どくとくの雰囲気にファンが増えるのでは?と思う私でした。

いまのうちにサインでももらっておこうかな?
posted by せりあ at 21:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 仲間たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

■Notes/Dominoブログ発見−1

LotusNotesのチーフアーキテクトの方のブログを見つけました。
こんなとこから英語の勉強を始めるってどうですか?
日本だったらオヤジギャグとか言われそうな、ジョークにも、
ほほえましい気持ちになれると思う。


■Jeff Eisen The Road to Hannover
posted by せりあ at 19:44| Comment(2) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■小休止

このブログには毎日たくさんの人が訪れてくれる。
自分が普段書いてる普通のブログとは比べ物にならない。
それはNotes/Dominoというキーワードにひきつけられて
来てくれる人々なんだろうなと思う。

そういう意味ではちょっとばかり期待を裏切っているかもしれません。
一つ一つの技術に特化して何かを説明するという方向には今のところ、
向かいそうにない気がします。

それは自分自身が今、最前線にいないせいなのかもしれませんね。
そういう内容を期待して下さっている方にはごめんなさい。
また、どうしてもネタ的に鮮度にかけるところもあるのかしらと
思っていますが、この路線で書いていく予定です。

最新の技術についてはお友達が書いてくれそうな気がしてるのだけど、
まだ、ブログの道にたどりついていないようです(笑)。

余談。
このサイトで使っている[doctornotes]という名前はNotesインストラクター
だった人たちには懐かしいんじゃないでしょうか?
私もいまだにテストユーザを作るとつい、この名前を使ってしまいます。
テキストの中にいつも出てくる有名な名前なのです。
あ、著作権に引っかかる?これ。

とりあえず、そんなところ。
posted by せりあ at 18:21| Comment(4) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

■プライド

私の最近の仕事はNotes/Dominoだけではなくなった。
だから少し違った視点でも見られるようになったかな、と思う側面もある。
もちろん一番気になるソフトではあるけれど、どうしても適用しにくい場面や、
システムを他のものに切り替えざるを得ないケースも理解できる。
メールシステムだけがほしい顧客にNotes/Dominoを勧めたりはしない。

だけど、Notes/Dominoのシステムを見て、どうしても反論をしたくなるときがある。
システムが不安定だから、使い勝手がよくないからシステムを変えたいというときのこと。
もちろん実際にその業務に適用しにくいもので、合わないケースもあるし、
そのときは適切なものを紹介して、移行の相談にのる場合もある。
でも、その半数ほどは安定しない原因をすべてソフトウェアのせいにする力不足の技術者の構築したシステムであることもあるのだ。
これは私にとっては許せない事象なのだ。
本当のNotes/Dominoの弱点を突かれるのとはちょっと違うと思っているからだろう。

確かにNotes/Dominoサーバの導入も難しくなし、ちょっとした開発ならすぐできる。
それがNotes/Dominoのいいところでもある。
だけど、それが大規模になってくると、運用には工夫の必要だし、
システムを開発、保守する上で、気を配るべき範囲もまた違ってくる。

技術力のないエンジニアがそこで努力して解決すべきことをせず、
ソフトウェアのせいにしているのだ。

作りの悪いエージェントで処理時間が異常に長くなっても、
「ノーツはそういうものですから、サーバを増強してください」だとか、
きちんと設定されていないシステムで、ある機能がきちんと動かなくても、
「この機能は安定しないきのうなんですよね」と平気で口にする。
さらには、設定の誤りによって起こっているトラブルに関して、問題特定もせず、
「ソフトウェアの問題なので直せません」と真顔で言うのだ。

残念ながら私がNotes/Dominoに携わっている期間にこんな技術者にたくさん出会った。そのたびに私はできるだけ問題の本質について言及し、安定するシステムを提案したりもした。

これは許されざる行為で、プロ意識のない、また勉強する意欲のない技術者を見ると、
どうしても腹立たしくなってしまうのだ。

これはNotes/Dominoに限ったことではないかもしれない。
そしてこういう状況になるのには個人の問題だけとも限らない。
会社ぐるみできちんと対応する能力がないにもかかわらず仕事を受けるケースがあるだろう。
それでも技術者にはちゃんとできないことはできないと言って欲しいし、
技術が足らないのであれば努力してそれを手に入れてほしい。
またもっとできる人の意見を聞くというのもあるだろう。
そしておごらずに、真摯にシステムやソフトウェアを扱ってほしいと思ってしまうのだ。
そのくらいのプライドがある技術者と仕事がしたいと思っている。

技術の進歩が早いことは言い訳にならない。
その仕事を選んだのは自分自身なのだから。

そうなりたくないと思うと、結局は、ある程度、自分のプライベートな時間も、
勉強に当てざるおえなくなってしまう。
一時期は私はねてもさめてもドミノだったころもあった。
今は少し業務の範囲も変わっているので、それだけではなくなったけれど。

例えば、医療のように顧客が他社にセカンドオピニオンを求めても胸をはれるシステムを提供するくらいのプライドは持ってほしいと思う。



あ、ノーツの話から遠ざかってしまいましたが、そんな風に思うことよくあります。
ありませんか?
posted by せりあ at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

■技術者に必要なもの

IT系の技術者にとって必要な道具の一つはやはり英語だと思う。
それはNotes/Dominoを扱っていようが、その他のプロダクトを扱っていようが、
変わらない普遍の事実だと思う。

この業界で扱われる主要なソフトの多くはアメリカからやってくる。
最新情報を手に入れようとおもうとどうしても英語の文献が多くなる。
私がノーツのインストラクターになったころは日本語の情報はほとんど、
ないに等しかったので、英語で情報を仕入れるしかない時代だった。

ちなみに私は中学、高校と英語の成績は低迷していた。
ちっとも面白くない教科だと思っていた。
もう少しまじめに勉強をしておけばよかったかもしれない。
大抵の場合、大人になってからそう思うもの。

たまたま私の場合は大学生のときに国際ボランティアに参加して、
コミュニケーションが取れないことのつまらなさに気づいて英語を
勉強していたことが社会人になってから少しだけ役に立った。
技術資料の英語はさして難しくない。
中学生ぐらいの英語の知識と、専門の単語が分かるようになれば、
ある程度は想像がつく。
利用されている専門的な言葉はほとんどカタカナ化されているので、
読んでいるうちに、「ああ、あれのことか」と気づいたりする。

もともとおしゃべりな私が英語しかコミュニケーションの取れない世界で、
押し黙っているストレスが私を学習に向かわせたのだと思う。

とはいえ、ある日までそれは技術書を読むためと、
テレビドラマや映画を楽しむため、ぐらいにしか使われなかったスキルだった。
でも、英語を勉強し続けたことで私は一つのチャンスに後ろ向きにならずにすんだ。

「仕事でマレーシアに行ってみない」と声をかけられたとき、
好奇心旺盛な私はその先に何が待っているかも分からず、
「行きたい!」と二つ返事で答えたのだった。
それまで外国人と仕事をすることもなかった私が、いきなり外国で仕事なんて、
よく思い切れたものだな、と今でも自分に感心する。

その話が私に舞い込んできたのはNotes/Dominoに詳しかったこと、
そしてほんの少し英語が分かることが理由だった。
英語という比較的スタンダードな言語を理解できることは、
技術者としてのチャンスを広げることになるのだと思う。

マレーシアでの珍道中はまた別の機会に。
posted by せりあ at 18:20| Comment(4) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

■OSに依存しないシステム

ある日のこと。

突然に小さな企業のメールや情報共有を一手に担っていたフル活動していたDominoサーバーが息を引き取った。
幸いデータバックアップは取ってある。
代替機もある。
いったい何時間で環境復旧ができると考えるだろう。

あっという間に別のサーバーに構築できることはDominoサーバーの利点だと思う。
サーバーIDとドミノディレクトリを含むデータさえあればそれをOSプラットフォームを問わずDominoサーバーをまるで今まで動いていたものと同じように立ち上げることができる。

こんなに柔軟性のあるシステムを他に見たことがない。

冒頭のお話ではOS環境が整っているマシンがあり、
データ復元と設定確認、基本的な稼働テストを含めて三時間強だった。

私はそんなちょっといい加減とも思えるその仕組みに何度も助けられた。ハードを含めた移行でも計画が立てやすかっかりもする。

OS依存のグループウェアでは難しい芸だ。
ラベル:Notes/Domino
posted by せりあ at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

■名前を変えること-システム管理プロセスって便利じゃない?

つい先日、複数の組織が統合された後のシステムリプレイスを期に
組織名とドメイン名を新しいものに統合したいという案件があった。
しかもメール、アプリケーションのデータはそのまま移行するという。

ドメイン名はさておき、組織名の変更は骨だな、と感じた。
アプリケーションでどの程度、使われているかが分からないことも
不安の一因だったと思う。
最終的にはシステム管理プロセスを利用したこともあり、思ったよりも、
苦労はせずにすんだ。きっと、作業が難しいというよりは、
その作業のプロセスを面倒に感じるのかもしれないと思った。

「名前を変えるのがそんなに大変なの?」という疑問を持つ人もいるかも知れない。
確かにいまのNotes/Dominoのバージョンでシステム管理プロセスを使えば、
それほど難しくない。この機能がなかったときのことを考えると進歩が嬉しい。
(この機能はR4で追加された機能で、最初は使いもにならかなったような記憶がある)

システム管理プロセスで名前の変更をするとまずユーザ文書が変更される。
その後、グループ文書も、その他のアドレス帳文書も、そしてデータベースのACL、最後にはデータベースに含まれている読者名、作成者名も変えてくれる。
(それでも独自で開発したアプリケーションで読者名フィールドや作成者名フィールドを使わずに名前を取得する仕組みを作ってしまったりすると、手動での対応が必要になるが)

ふと、この名前を変える行為は人間が姓を変更するときの手続きに似ていると思った。
名前を変える必要があるところを順繰り変更していく、というその様が。

ユーザ文書は実生活において戸籍のようなもので、
結婚や離婚をして姓が変更されると、まず、これを届けによって変更される。
それですべての作業が済めばたいしたことはない。
人間社会では銀行のキャッシュカードを変えて、クレジットカードを変えて、
パスポートの名義を変更し、契約しているあらゆる氏名を変えて行かなければ、
利用することができなくなるのだ。
その過程ではやれ、住民票をもってこいだの、戸籍謄本をとれ、だの、
面倒なことが付随する。しかも平日の営業時間帯に本人が来い、というのもある。

Notes/Dominoで処理をするなら、本人は受け入れの処理をするだけでいいし、
システム管理プロセスでほとんどの仕事をやってくれる。
結婚、離婚を経験した私としてはこの世界にシステム管理プロセスのような仕組みが
あれば、銀行や役所の窓口で待たされることもなかったのに、と思う。

こんな風に意外に便利なこのシステム管理プロセスをきちんと
使いこなしている管理者にはあまり出会ったことがない。
システム管理プロセスでできることとその利用方法が様々であること、
処理のタイミングが分かりにくいこと、システム管理要求データベースの複製が
きちんと取れる必要があることなど、確認すべき項目が多いことがその理由なのかもしれない。

こんな風に便利に使っています、という方がいらしたら是非、ご指南ください。
posted by せりあ at 18:58| Comment(2) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

■ノーツな人

私の所属する組織では極端にNotes/Dominoを知っている人が少ない。
もちろん自社で開発していて販売しているグループウェアのソフトウェアが
あるのだから当然といえばそうかもしれない。
だから、ノーツを知っているということで相談ごとが舞い込んでくることも多い。
多くの人はNotes/Dominoをただのメールサーバ、クライアントだと思っている。
それが大きな誤解だというところから話が始まる。

Notes/Dominoができることを正確に把握していないから、
無駄な提案を行い、無駄なソフト、ハードに投資させてしまうケースもある。
ちょっとした開発で済む案件に新しいグループウェアのソフトを導入したりもする。
その結果としてNotesクライアントは高いと言う。
機能が分散して使いづらいとも。
私ももしメールクライアントとしてしか使わないなら高すぎるソフトだと言うだろう。
もう少し安かったらと思わないこともない。

私はそういう時は力説してしまう。
そうなんだ、では終われない。理解のないままの選択は悲劇だと思う。
そして、いったいNotes/Dominoでどこまでできるのか、何ができないのか、
を理解してもらうことから始まるのだと思うから。

そんな私についた呼び名は「ノーツな人」だ。

理解できないソフトを熱く語る人、それだけで奇人変人扱い。
それでも私はチャンスがあるとNotes/Dominoのいいところも悪いところも話しだす。
インストラクター魂はその仕事から遠ざかったいまでも抜けない。
ホワイトボードがあればそれを使い、なければ資料を裏を使ってA4いっぱいに
思いついたことから書き出す。
話は後から後から尽きない。
それは私が納得してソフトウェアを使ってほしいと思うからだ。

ビジネスで使われるソフトウェアは仕事の効率化のために使われるべきだと思うし、
どうしたら効率化できるかを考えて、ソフトを導入したり機能を追加すればいいと思う。
本当に必要なものを選べるのが一番いい。
それは機能単位でのソフトウェアの選択ではなく、利用する仕組みの全体を見渡して、
考えればいいのだろうと思う。現実はそうは行かない。
情報システム関係の担当者は数え切れないベンダーから、数え切れないほどの、
新しいソフトウェアの情報を提供される。
それはどれもすばらしいソリューションに見える。そう、個々には。

本当にそれでいいのか?ということを私は自分にも顧客にも問いかける。
欲しいのはビジネスの問題を解決する手段であって、
ソフトウェアではないと気づいてもらえば、一歩前進だ。

Notes/Dominoのいいところで悪いところ。
それだけで何でもできること。それだけで何でもやれてしまうこと。
トータルなソフトウェアの使い方を考えたときそれは有利に働くことが多いのだと思う。
ただ、新しいソフトウェアを買ってもらうという商売にはなりにくいけれど。

そんな話ができるチャンスがあるのなら、私は喜んで「ノーツな人」でいよう。
posted by せりあ at 12:19| Comment(4) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

■できることを探そう

ドミノ仲間の茶坊主くんがブログを始めようと思う、とメールで決意を語ってくれた。
私もぼやぼやしていられないぞと思った。
煽られやすい性格な私。
しかもしばらく現場からは遠ざかっているから、技術的なことをバリバリ書く、というのも難しそうだ。

だけど、インストラクターを経験してから、SEそしてプロマネになった私だからこそ、書けることもあると開き直って初めてみることにした。

真面目だけど、柔らかめで、思いを伝えられたらいいなと思う。
熱い思いは必ず伝わるものだと信じているから。
試行錯誤しながら書いて行くつもりですので、ご意見をいろいろ聞かせてくださいな。

これをきっかけにコミュニティーが広がるのを楽しみかな。
posted by せりあ at 10:56| Comment(0) | TrackBack(1) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■憧れの人

私をちょっとだけ変えたイベントで私はずっとあこがれていた人に出会った。

その人がHPに書いていた記事はインストラクター時代の私にとって、
ひとつのバイブルのようなものだった。
ちょっとした難しいことをどうやって受講生に説明しようかと悩んだりしたときに、
彼の記事を読むとすっと胸につかえた疑問が氷解する、感じがしたのだった。
私は彼の記事のファンになった。
HP上からなくなってもいいように、PDF化してこっそり保管して、
時々、読み返しては納得したり、新しいことに気づいたりする大事な宝箱だった。
その記事は1997年〜2001年の間に書かれたものだけれど、
その根底にあるノーツがもつ思想や、コンセプトは今も変わらないから、
バージョンがどんどん進んだ今でも、その中から新しいことを発見できたりもする。

私にとってよりどころのような記事がこの「SE関のノーツ/ドミノ徒然草」だったのかな。

その憧れの関さんとお話することができた。
言葉は穏やかだけれど、そこにはオブラートに包まれた強い思いが見え隠れする、
とてもダンディで素敵な方でした。
イベントでも彼が基調講演をしていたけれど、私にとってはどの話も身近で、
ちょっとした未来を夢見させてくれる彼の話にワクワクしてる私がいました。

いろんなソフトを扱ってきたし、ソリューションも手が手がけてきた。
よくできているなと関心するソフトもあったけれど、
Notes/Dominoはいつも私をワクワクさせてくれる進化を遂げるソフト。
これかの進化を関さんの話をきいてとっても楽しみになりました。

次のノーツが出てくるのが待ちきれなくなってきたよ。
posted by せりあ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 仲間たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

■ノーツへの道(1) 〜ノーツって何?〜

それはある寒い師走の日に始まった。
「ノーツのインストラクターになってほしい」と上司に言われたことが、
すべての始まりだった。
私が勤めていた会社はIT教育をやっている会社だったけれど、
私はまったく違った仕事をしていたので、白羽の矢が当たるとは
まったく思っていなかった。
その時、「ところでノーツって何ですか?」といったようなことを
言ったんじゃないかと思う。

私のオフィスではファイルサーバとプリンタサーバがNetwareで動いていたし、
家のパソコンはMACだった。
そして通信といえばNiftyが主流で、Internetをようやく使い始め、、
低速モデムでNASAのサイトにアクセスし、わけも分からず動画をダウンロードして、
何万円という電話代を払ったのもこのころだった。
メール送ったから、なんて電話をしたりしてたことを思い出す。

何でもいいから「ノーツ」というものを理解しなければならなかった。
自宅でも勉強できるようにIBMのPCを買った。
その当時の私には相当高い買い物だったような気がする。
とりあえず、何が何だかさっぱり分からなかった。
次から次へと出てくる新しい言葉を覚えるだけで精一杯。
さっさと試験に受かれといわれてもまったく受かる気がしなかった。
ただリミットだけは先に決まっていて、
3月までにインストラクター資格を取れというものだったのだ。
冷静に考えるとなんと無謀な会社だったんだろうと思う。

講習を受けても、テキストを一生懸命に読んでも、
さっぱり意味なんて分からなかった。
どこかで、えらいことを引き受けちゃったな、と後悔もしたけれど、
先に進むしか選択肢はなかった。
もちろん負けず嫌いな性格がその方向に向かわせたのだけれど。

そんな私を最初に助けてくれたのは大学のゼミの後輩のSくんだった。
当時からSEだった彼は私に「ノーツ」とは何か?を教えてくれた。
そしてわざわざ一緒に秋葉原まで付き合ってくれて、
二人でノーツの本を探した。
もちろんまだまだマイナーだったノーツの本は本棚にたった一冊あっただけだった。

毎日、勉強した。
夜遅くまで起きていて、朝がつらくなってきたので、
コタツで眠る日が続いていた。
大学受験後、比較的、楽な仕事をしてきた私にとっては、
勉強らしい勉強は久しぶりだった。
試験勉強ってどうするんだっけと思い出すだけでも大仕事。
覚えることがあまりにも沢山ありすぎて、苦しいことばかりだった。

時間がないこともあって、その時、受けなければならなかった三科目の試験を
一度に受験に、見事に惨敗してしまったのだった。
その日はその結果とこれからのことを考えて、呆然となり、
電車を乗り間違えたりしたのを覚えている。

そのころの私はノーツのよさがどうとか、それ以前に、
何でもいいから試験に合格させてくれ、と切実に願っていた。

その後、二度目の受験でようやく認定資格を手に入れることができたのだ。
あの「Notes 3.x」で試験を受けたとき、いやらしい問題があったのを今でも
覚えている。
複数回答で回答数が不明だったり、複数回答が可能なのに回答はひとつだったり。
途中から完全に択一になったときはずるいな、という気持ちと、楽になったな、と
思う両方の気持ちで揺れていた。
posted by せりあ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Notes以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■化学反応

2006年7月12日。

この日は私にとって忘れられない日になった。
愛してやまないNotes/Dominoのために何かをしようと思った日。
多くの人との化学反応にあった。
熱い人たちとの交流が私にちょっとした力をくれたんだと思う。

今までいろいろとブログも書いてきたけど、
お仕事ネタのコアな部分はあまり書かなかった。
容易に自分が誰か分かってしまうことに少し臆病だったとこと、
あまりにも自分にとってディープな部分だったので、
語るのが億劫だったのかもしれない。

でも、私はやっぱり書こうと思う。
熱狂的に愛され、そして不思議なくらい毛嫌いされているこのソフトのことを。
私の仕事人生をがらっと変えたNotes/Dominoの事を。

普段のブログで書こうかな、とも思ったのだけれど、
やっぱり、専用のブログで書くことにしました。
実名で書くことも考えたのですが、どうせ分かる人には分かると思い、
このままで行くことにしました。
気が変わったら、実名にするかもしれません。

ソフトのことも書きたいし、私自身がどんな風にかかわって来たのかも、
書いていけたらいいと思っています。
そして、この誤解され続けているソフトを少しでも分かってくれて、
楽しんでくれる人が増えたらもっと楽しいだろうな。
posted by せりあ at 20:02| Comment(8) | TrackBack(0) | 仲間たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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