2006年08月31日

■伝わらない

昨日のある管理職との会話。

『そういえば、ノーツってなくなるんだって』
「え?何の話ですか」
『ほら、何とかって製品に統合されてなくなるんでしょ』
「いえ、あの、それは逆ですよ」
『そうなの?おかしいなぁ』

といういとも不思議なもの。
多分、私の勤めている会社はNotes/Dominoのライセンスを売りまくっている会社のはず。
管理職ですらこの認識では現場はさらにひどいだろ。

どうしてもノーツを使いまくれなんていうつもりはないけど、
こんな噂チックな話は出回るのが早いし、こういう会話が客先でも繰り広げられることは容易に想像できる。

なぜ、情報はこんな風に歪んで伝わるのだろう。
もちろん正しいソースから情報が伝わらないことや、バイアスのかかった受け取り方や伝え方をするからだろう。
それはメーカーとしては致命的な情報伝達になってしまう。
たまたま今回のケースは私が知っている範囲の情報でフォローができたけれど、その確率の方が低そうだ。

製品のアピール力が足らないのではないかと感じるこの頃。
ま、製品戦略もここ数年行ったり来たりしていたせいなのかもしれない。
つい最近まで私の顧客も管理職と同じことを言ってたのも事実。
価格とか、技術とか、サポート以前に製品そのものが不安になるようでは困るよね。
小さい会社の製品なら仕方ないけど。

これからのアピールに期待します。
posted by せりあ at 08:22| Comment(4) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

■Search

ふと、思うことがある。
仕事をしているといいながら一日の大半を探し物に使っているのではないかという疑問だ。

あの作りかけのファイルどこにあったっけなぁ?
あのメールに詳細が書いてあったはずなんだけど、いつもらったメールだっけ?
ファイルサーバに入ってるドキュメントの最新版てどれなんだろう、って。

PCが誕生して25年。
Internetが一般に普及し始めて10年近く。
個人がそれそれ一台のPCを使うようになって数年。

私たちは情報の波に飲まれて毎日を過ごしている。

押し寄せてくる情報の中から自分が必要とするものを選びとることも一つの技術になっている。
情報が増えたことで、欲しいものが見つかりにくくなってしまい、
見つけてもなお、入手した情報を体系的に保管し、さらに探しやすくしておかないと次に使おうと思ったときにまた探し物をすることになる。

だからこそ、いま『検索すること』は注目を浴びる技術になったのだと思う。またマシン性能の向上や検索アルゴリズムの進歩が私たちに『検索する』という古くて新しい技術をさらに使いやすく提供してくれているのだと思う。

だけど、便利になれば便利になるほど、さらに便利を求めるのが人の常。

私も検索で私がアクセスできるすべての電子データ素材(本当はそれだけじゃないんだけど)を探せたらいいなと思ってしまう。
それがローカルに保存されているメールだろうが、WEBメールアカウントのメールだろうが、ブログの記事だろうが、オフィスのファイルだろうが、Notesデータベースだろうが。
それを何とか実現しようとしているのがGoogleであり、GoogleDesktopなのだろうと思う。
それでもGoogleと異なり、Desktopにはサイトランキング的なアルゴリズムの検索ではないと思われる。
当然、ローカルに保存されているデータにはURLリンクはないのだから。
検索結果をみると、全文検索のように見える。(もし違っていて、ご存じの方がいたら教えてくださいな。)
今後、もしDesktopに保存されているデータの検索に優先順位をつけるとしたらきっと人の行動パターンになるのではないかと思う。

いつかこんなものが探したいな、と思うと(思考を読み取るようなデバイスが必要かもしれないけど)、検索結果が出てくるような日がくるのだろうかという夢見たいな現実を思うと検索という技術から目を離せない気がするのだ。

そいうい意味ではNotes/Domino自身の検索機能はデータを蓄積する簡単さに比べるとまだまだ使いづらいし、何たって遅い。
検索に関するすばらしいアイディアがNotes/Dominoにも反映されたらいいな、と思わないこともない。

使いやすく、早くて、欲しいものが見つかる検索って魅力的。
そこにもちろん探せてはいけないものが見つからないというセキュリティにも気にかける必要があるとは思うけれど。
posted by せりあ at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

■強固すぎるセキュリティ

Notes/Dominoファンの私でも、すべてが素晴らしいと思っている訳ではない。
もう少し改良して欲しいと思う部分もいろいろ。

その中のひとつがIDファイルの扱いだ。
特にNotesクライアントを使うとき、IDが私たちを悩ませることがいくつかある。

一つはそのファイルが基本はローカルに保存されること。
複数のユーザーが一つのマシンを使うとき、利用するPCがころころ変わるとき、これは不便だ。
それでもこれは回避の方法がある。
サードパーティーの製品をつかったり、比較的、新しいバージョンのNotesであればローミングの機能がある。

もっとも不便だと思うのはIDファイルのパスワードの初期化ができないこと。
もちろん事前のバックアップやID復旧の機能を使えば何とかなる。
だけどどちらも最初から計画していないとダメで、後から気づいて何とかできる機能がない。
(私の認識では、まだないと思っていますが、もしあったら教えてください。)

しかもID復旧って手順が煩雑すぎて、垣根が高い。

だからセキュリティ上の問題があると分かっていながら、全員のIDのバックアップを取る羽目になってしまう。
さらにそれを権限を絞ったファイルサーバーに置くか、ローカルPCに保存し、さらに念のためにテープなどの外部記憶媒体に保存することになる。

確かにセキュリティを強固にするというのが重要なことも分かる。
だけどこのIDファイルのパスワード初期化だけはもっと簡単になってほしいと思うのだ。

〇xchange(ま、設定はADだけど)とか、〇endmailレベルでオペレーションできる製品を知ってる人に取っては、このID管理に関するストレスは大きいと思う。

どうにかならないものなのかな?
posted by せりあ at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

■Inside Notes

■Inside Notes

ちょっと古くなってなってしまいましたが、私のバイブルみたいな資料でした。

最初に『InsideNotes』を見たのは英語だったなぁ。
もっと内容も少なかったと思う。
この資料が日本語でしかもDBで公開されたのを知ったとき、
英語で苦しんで読んだ私はちょっと損した気分になったけど、
こういう情報が日本語化され多くの人に読んでもらえることは、
理解を深めていくことだと思います。

いまはバージョンが上がってしまって変わってしまったアーキテクチャもあるのだけれど、Notes/Dominoのコアの部分を理解できる資料としてはまだまだ有効に使えますね。

DBだから全文索引をつけて検索もできるしね。
私のワークスペースにもちょこんと慎ましやかにいるデータベースです。


posted by せりあ at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | TIPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

■管理クライアントは便利だけれど。

管理クライアントは確かに便利だけれど、これを使っていると、
管理系のデータベースがどんなものがあって、それぞれの役割範囲が
分かりにくいような気がする。

ドミノディレクトリの内容ですら、別々のタブであっちいったり、こっちいったりで
参照しなきゃいけないのは私にとってはどうもなじみづらく、
結局、クライアントで普通にワークスペースにアイコンを追加して、
管理用タブを作ってしまう私はやっぱり第一世代だから?(ね、茶坊主くん)

人間はなかなか馴染んだものを手放せないという例なのかもしれない。
posted by せりあ at 21:10| Comment(2) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

■パスワードクオリティスケールの怪

ユーザーに入力してもらうパスワードの難しさを設定するときに使う機能なんだけれど、
使い勝手が非常に難しい。

いつも説明に困ってしまう機能なのだ。
なぜかというと、設定値と設定できるパスワードの内容がユーザーから分かりにくいアルゴリズムになっているから。
例えば、パスワードは8文字以上で数字を含むという設定がしたくても厳密には不可能なのだ。

設定値は数字で指定できるけど、それはパスワードの難易度で文字列ではない。
しかも複合的な条件で判定しているので場合によっては英文字だけだと8文字必要だけど、数字や記号を入れると7文字でもいい、みたいな判定をする。
その条件も全ての設定値に対して詳しい説明がヘルプにあるわけでもない。
非常に困ったちゃんな機能なのだ。

パスワードの設定パターンが明確に分かってしまうことは、ハッキングを考えたときに悪く働くと考えたのだろうか。
この機能を考えた意図は私には分からない。


エンドユーザーに説明しづらいことが理由でこの機能は導入の検討はしてもお蔵入りになる可能性が高いのも現実だ。

実際に使っているユーザーさんはいるのかな?
posted by せりあ at 08:56| Comment(5) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

■ノーツらしさを知ること

■NAT33's Blog−『新人に教えたいこと その1』へのTB

上記の記事を読んでちょっと感じたことを書こうと思う。

ノーツの統合開発環境はバージョンが上がるごとに進化している。
昔は@関数しか使えなかったといっても誰もピンとこないだろう。
開発の選択の幅も広がったし、VBやJavaを知っている人がとっつきやすく
なった側面もあるのだろうと思う。
それでも私が誰かにノーツの開発を教えるととしたら、最初はLotusScriptすら、
使わせずにちょっとしたワークフローのアプリケーションを作ることを指示するだろう。

それはノーツらしさがそこにあると思っているから。
もちろん今はWEBクライアントの対応などでノーツ独自の世界だけでは表現が足らないと思われる部分もある。
でもノーツクライアントを使うのであれば、@関数とノーツ個々のオブジェクトが持っているプロパティを利用してそれなりのアプリケーションを作ることができる。
そうしてノーツのノーツらしい部分を知った上で、その特性を生かした開発を進めて
欲しいと願っているからだろう。

ノーツがはやり始めたころ、開発が簡単だといわれた極意はそこにあると思っている。
そして、きっと、初期のノーツの開発環境のコンセプトはきっとそこにあったのだと信じて疑わない。
開発言語というスキルがなくても、LEGOで部品を組み合わせていくように、ちょっとしたアプリケーションが作れて、使い回せる。
だからプロジェクトごとにどんどん新しいデータベースを作るのだと。

時代は少し変わってしまった。
開発を取り巻く環境も変わってしまった。
エンドユーザが簡単にデータベースを作る時代ではなくなってしまった。
それは情報管理やセキュリティ等の問題ともあいまっているのだと思う。


そんな環境の中で、新しくノーツの開発を学びはじめる人たちは、言語に強い(開発になれた)人が多くなり、自分が使い慣れたツールを使おうとする方向に向かう。
しかしそれは時として無用にコードを書いてしまうという落とし穴にはまることもある。
それは開発者にとっても、顧客にとっても不幸な出来事だと思う。

これからノーツで開発を学ぶみなさん、
他の言語を習得してから、ノーツ開発に従事したみなさん、
どうか、プロパティでできる基本の機能や@関数の便利さを知ってください。
@関数でできることをわざわざLotusScriptでやる必要はないのです。

この記事を書きながら、ふっと、思いつき。
@関数だけで作った使いやすいデータベース募集、なんてイベントがあったら面白くないですか(笑)?
制約があると人は知恵をたくさん使って解決しようとするものね。

私の夏休みの宿題にしてみようかな。
どうですか、みなさん、自信のある方はいますか?
posted by せりあ at 21:08| Comment(9) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

■サポート期間の話

私が面倒を見ているシステムはお役所ばかりだ。
彼らのシステムはリースで四年くらいのスパンで入れ替えることがほとんど。
そのタイミングによっては中途半端な時期にサポート切れを迎えてしまう。

最近はどんなソフトもサポート期間が短い。
Domino6の初期に入れたシステムが来年にはサポート切れになる。

安定しているシステムをサポート切れだけの理由でバージョンアップをするという必要性を感じないし、次のリプレイスとの間隔が微妙だというケースもあり悩ましい問題として私にふりかかる。

機能が付加されて、新しいバージョンがでることは技術者として楽しみではある。
だけど運用する立場にたったとき、これはまた違う側面をもってSIerを悩ませる。

進化のスピードが早すぎることがひとつの原因なのだとわかっている。
ただ時々、工業製品の規制のように基準があったら顧客にももう少し説明しやすいような気もする。

部品を十年とっておくというレベルまでは行かなくても、もう少し工夫はないものか。
ま、Dominoの場合はセキュリティー対策系の製品よりは寿命は長いのだけれど。

さて、どうしたものかな。
posted by せりあ at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

■ノーツへの道(2) 〜棘の道〜

インストラクター試験を受け、インストラクターになった。
試験勉強はつらかったけれど、なれてしまえば、それほど苦痛でもなくなっていた。
淡々とただ覚えればいいことばかりだったから。
試験に受かったときはそれがうれしくてはしゃいだけれど、本当の試練はそれからだった。

まさに棘の道だった。

そんな仕事を私にさせた会社もどうかと思うけれど、とある企業のSE向けノーツ講習会のインストラクターとして仕事をすることになったのだ。
ノーツどころか、インストラクターとしても初心者マークだった私には過酷な仕事だった。
そもそもIT系のスキルが圧倒的に低かった。
知ってるのはノーツとWindowsとちょっとNetwareがいじれるくらいだった。
それだけが私の世界のすべてだった。
だから質問攻めにあい、分からないことだらけで、満足した講習ができている実感がなかった。

泣きたくなったことも数え切れないくらいあったし、
実際に弱音を吐いたことも何度もあったけれど、そのとき、知り合ったインストラクター仲間が言ってくれた言葉があった。

「スキルがないのなら、一生懸命に勉強をして補足していけばいい。質問は持ち帰って納得がいくまで調べればいい。しゃべりがうまくなくても熱意があればちゃんと伝わるよ」と。

彼女の言葉はいろんな時に私を支えてくれた。
たぶん、彼女がいなかったら私は途中でインストラクターを続けることを諦めたかもしれない。
たとえ今、分からなくても、明日、ちゃんと説明できればいい。

そう思いながら、質問の言葉が分からないときは書籍を調べ、マシンを使って検証をしたり、資料を集め回ったり、ノーツを使っている人の話をたくさん聞こうとしてきた。
その中で私を助けてくれた別の立役者がいる。
それは受講をしてくれた人々だった。
私のつたない講習を受けて現場に出た人たちがいろんなことをフィードバックしてくれた。
テキストに載っているけれど、うまく動かない機能や、設定にコツがいる機能。
教室では知りえない大きな規模で使われるときの運用のコツや設計の勘所。
そうして私の知識は広がっていったのだと思う。

そのうち、ノーツというソフトが自分の一部のように感じるようになっていた。
そのソフトウェアを知っていくうちにその魅力に取り付かれてしまったのだと思う。
posted by せりあ at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Notes以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

■エンジニアとチェンジニア

私の素朴な疑問を解決してくれた茶坊主くんに感謝しつつ、
Notes/Dominoから多少それることを承知でこのトピックを書こうと思う。

私をコンピュータの世界に導いた先輩の台詞で納得した言葉がある。
「最近、この業界はエンジニアよりもチェンジニアが多い」と。

表現としてはちょっと大げさかもしれないけれど、
Windows世代のエンジニアにそういう傾向が強いことを感じていた私は
なるほど、上手いことを言うな、と感じた。

ようするにこういうこと。

システムで何か上手くいかない現象が起こったときに、
きちんと原因を調べずに、相性という表現を使ったり、
原因が分からないのに、闇雲に設定変更をして「上手くいきました」と
言うことが多いと。
その行動はエンジニアではなく、チェンジニアだというのだ。

茶坊主くんのように、起こっている事象に対してそれが起こる理由を追求し、
そのアーキテクチャを理解すると、上記のような対応にはならないだろうと思うし、
自分のシステムに対してはそういった姿勢で対応したいと思っている。
どの設定をしたらどんな機能が動くかを知ることも重要だけれど、
どんな仕組みでその機能が動いているかを理解することで、
さまざまな場面で応用がきくようになっていくのだと思っている。

どんどん好奇心を活用して、なぜ、どうしてを追求したいと思う人が、
エンジニアに向いているのかもしれない。

みなさん、チェンジニアになっていませんか?

posted by せりあ at 22:16| Comment(6) | TrackBack(1) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

■QuitとExit

ドミノサーバの終了のコマンドはQuitでも、Exitでもいい。
DOMINOとしてはこれで問題ないと思う。

どうでもいいけど私の失敗談をひとつ。
かつて勤めていた会社のDOMINOサーバにリモートでアクセスして、
メンテナンスをしたあと、ただ、コンソールを閉じたかっただけだったのに、つい、DOS画面を閉じる時の感覚で、なんとExitをしてしまった私。
いつもはquitを使っていたのでExitでもDOMINOサーバが落ちることが、
すっかりと頭の中に入っていなかったんですね。
事態に気づいて、休日にあわてて会社に飛んでいきましたとさ。
ま、小さい会社でインストラクタがシステムの管理も兼任だったので、
あまり厳しくは問い詰められなかったけれど、本人はもう、真っ青でしたよ。

そのときの教訓。
コマンドは打ってから実行する前にもう一度、正しいかを確認しよう。

あ、もちろん当たり前のことですが。
posted by せりあ at 01:26| Comment(0) | TrackBack(1) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

■再起動できないDominoサーバ

ドミノサーバーのコマンドに「Restart Server」というのがある。
どこかのバージョンでこのコマンドがはじめて使えるようになったときは、
ちゃんと動くかが心配で、コマンドを打った後に手を合わせて祈っていた(笑)。
今はよっぽどのことがなければ問題なく動く。
作業する場所とサーバ室が離れていたりするときに便利に使う機能だ。
他のリモート操作用のソフトを立ち上げる必要もない。

しかし、この機能を過信してはいけないのだな、と思う出来事があった。
あるシステムバージョンアップ作業に応援に行ったとき、そのシステムの
数台のドミノサーバー再起動して他のサーバは起動してきたのに、
一台だけがどうしても起動してこない。
落ちているときにも特にエラーメッセージ等はなかったので、
正常に起動しないことは考えにくかった。

リモートからでは現象がつかめなかったので、サーバー室に駆け込む。
黒い画面がある文字を表示したままになっていた。
パスワード入力を促す画面がそこにあった。

サーバIDにパスワードをつけてしまったらしい。
しかも、パスワードのなくし方が分からずこの一台だけ再起動後に
パスワードを入力する運用を行っていたらしい。
追加のサーバを登録するとき、ドミノディレクトリにサーバIDを添付すると、
パスワードなしの設定ができない仕組みになっている。
パスワードなしにするためには一度、サーバIDをファイルに落とす必要がある。
最初にファイルに保存しておけば、パスワードをわざわざなしにする作業も必要がないのだけれど、知らないと、どうしてパスワードなしにできないんだろう、と通りすぎてしまうのかもしれない。

Dominoサーバはサービスとして起動することもあるので、
サーバIDにはパスワードなんてついてないだろう、という私の思い込みが生んだ事件だった。
私的にはやっぱりサーバIDにはパスワードは要らないと思う。

サーバIDにパスワードをつけて運用している人はいますか?
posted by せりあ at 13:03| Comment(10) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

■CPUライセンスの行方

最近、マルチコアのサーバが増えてきたこともあって、
各社ともこのマルチコアのCPUライセンスの方式を検討してきている。
岩間さんのブログでも紹介されていたけれど、
IBMはCPUの処理能力によりValueを計算する方式にするという。

マルチコアCPUで力を発揮するSUNのT1シリーズのプロセッサの場合、
1CPU4コアで、普通の2CPUのサーバの0.6倍くらいの費用になるらしい。
この計算で得をするのはSUNになるのだろうか?
というのも、このT1プロセッサの場合、
CPU単体の処理能力というより、各コアで多くのスレッドを実行できることで、
その優位性を強調している仕組みなのだから、CPU数は減りコアが増える。

例えばDominoサーバをSUNのサーバで構成しようとすると、
以前のシリーズよりもT1シリーズで構成を組んだほうが、
CPUライセンスが安くなるような気がする。
(サーバのパフォーマンスをどう比較するか、という問題はあるが)

Dominoを含むIBM製品に関わらず、このCPUライセンスの体系は
どこのベンダーもどうすべきかというのを悩んでいるところなのかもしれない。
もう少しじっくりその動向を見て行きたいと思う。

いずれにせよ、安くなることに越したことはないのだけれど。
posted by せりあ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■Notes/Dominoとマレーシアー1

縁のあるものがいくつかある。
もちろん私にとってのNotes/Dominoもそうだけれど、
もう一つは「マレーシア」という国だった。

ノーツのインストラクターだった頃に、
ロータスの教育部門のイベントでマレーシアに行った。
寒いのが好きな私にとっては初めての南国への旅だった。
まさかその後に仕事でマレーシアに行くことになろうとはそのときは
想像すらしなかった。
だけど、好奇心旺盛な私は躊躇せずに行くと決めて飛行機に乗った。
2000年の1月のことだった。

ショックだったのはまったく英語が分からなかったこと。
アメリカのドラマが好きで、映画が好きで、いろんな理由で英語に
触れてきたつもだったのに、相手が話すことがまったくわからなかった。
中国人、マレー人、インド人。
部分的に単語が分かるというレベルだったのはショックだった。

もう一つのショックは作られているアプリケーションはマレー語だったこと。
設計を見れば何をするボタンか分かるけど、ボタンのタイトルを見ても、
さっぱりそれが何だか分からなくて、操作もできなかったこと(笑)。

ついた当初は何でこんなところに来ちゃったんだっけ、と後悔もした。
だけど、そこで体験したことはそれからの私にとって大きな財産になった。
まったく違う文化を持った人々が一緒に仕事をすることの大変さや、
それを超えて分かり合えた時の達成感を知ることができたのだと思う。
もちろん語学ができるに越したことはないのだけれど、
技術者同士は最後は言葉でなく、設定画面やプログラムで話ができて
しまうのが不思議だったりもした。

あの頃の話を少し思い出しながら書いてみようと思う。

posted by せりあ at 13:26| Comment(2) | TrackBack(2) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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