2006年07月16日

■ノーツな人

私の所属する組織では極端にNotes/Dominoを知っている人が少ない。
もちろん自社で開発していて販売しているグループウェアのソフトウェアが
あるのだから当然といえばそうかもしれない。
だから、ノーツを知っているということで相談ごとが舞い込んでくることも多い。
多くの人はNotes/Dominoをただのメールサーバ、クライアントだと思っている。
それが大きな誤解だというところから話が始まる。

Notes/Dominoができることを正確に把握していないから、
無駄な提案を行い、無駄なソフト、ハードに投資させてしまうケースもある。
ちょっとした開発で済む案件に新しいグループウェアのソフトを導入したりもする。
その結果としてNotesクライアントは高いと言う。
機能が分散して使いづらいとも。
私ももしメールクライアントとしてしか使わないなら高すぎるソフトだと言うだろう。
もう少し安かったらと思わないこともない。

私はそういう時は力説してしまう。
そうなんだ、では終われない。理解のないままの選択は悲劇だと思う。
そして、いったいNotes/Dominoでどこまでできるのか、何ができないのか、
を理解してもらうことから始まるのだと思うから。

そんな私についた呼び名は「ノーツな人」だ。

理解できないソフトを熱く語る人、それだけで奇人変人扱い。
それでも私はチャンスがあるとNotes/Dominoのいいところも悪いところも話しだす。
インストラクター魂はその仕事から遠ざかったいまでも抜けない。
ホワイトボードがあればそれを使い、なければ資料を裏を使ってA4いっぱいに
思いついたことから書き出す。
話は後から後から尽きない。
それは私が納得してソフトウェアを使ってほしいと思うからだ。

ビジネスで使われるソフトウェアは仕事の効率化のために使われるべきだと思うし、
どうしたら効率化できるかを考えて、ソフトを導入したり機能を追加すればいいと思う。
本当に必要なものを選べるのが一番いい。
それは機能単位でのソフトウェアの選択ではなく、利用する仕組みの全体を見渡して、
考えればいいのだろうと思う。現実はそうは行かない。
情報システム関係の担当者は数え切れないベンダーから、数え切れないほどの、
新しいソフトウェアの情報を提供される。
それはどれもすばらしいソリューションに見える。そう、個々には。

本当にそれでいいのか?ということを私は自分にも顧客にも問いかける。
欲しいのはビジネスの問題を解決する手段であって、
ソフトウェアではないと気づいてもらえば、一歩前進だ。

Notes/Dominoのいいところで悪いところ。
それだけで何でもできること。それだけで何でもやれてしまうこと。
トータルなソフトウェアの使い方を考えたときそれは有利に働くことが多いのだと思う。
ただ、新しいソフトウェアを買ってもらうという商売にはなりにくいけれど。

そんな話ができるチャンスがあるのなら、私は喜んで「ノーツな人」でいよう。
posted by せりあ at 12:19| Comment(4) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も仕事柄、しばしばホワイトボードやメモ用紙を使って説明します。やはりせりあさんのようにお客様にNotesをよく知ってもらいたいんですね。結局私も「ノーツな人」の仲間ということです。もちろん、時にはNotesの悪いところを説明したり、IBMの方に辛口な話をすることもありますが・・・
Posted by ケロ at 2006年07月16日 21:24
■ケロさん

知っている人が批判すること、
これは仕方ないと思うのですね、私も。
でも、まったく知らない人が的外れな意見を言っていると、ついつい黙ってられなくなるのが悪い癖です。

利点、欠点がちゃんとわかってて、
使いこなせたらいいですね。
IBMの方々にはもう少しNotes/Dominoを大事にして欲しいと常々思いますが(笑)。
Posted by せりあ at 2006年07月17日 00:59
こんにちは。
先日はお疲れ様でした。
ノーツから離れて何年になるでしょう・・・っと。1997年当時はノーツR4.5が出たときで、とても活気付いていましたよね。当時はノーツ関係のHPもいくつかありました。そこからもいろいろ勉強させてもらいました。まるで2,3年前のように思い出します。
 今は会社で使うことはないし、パーソナルノーツなんてのも出なくなってしまったので、すっごいご無沙汰してます。数少ないノーツ/ドミノ現役組・・・。がんばってくださいね\(^^)/〜〜!! 
Posted by リトル★ダック at 2006年07月18日 23:03
■リトル★ダックさん

訪問ありがとうございました。
このリトルさんのこの名前もとっても懐かしいです。
そのころはいつも勉強させていただいていたのは私のほうでした。
いまは、少しずつ、苦労されてる方へのフィードバックができたらいいな、と思っています。
Posted by せりあ at 2006年07月20日 12:14
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