2006年07月24日

■プライド

私の最近の仕事はNotes/Dominoだけではなくなった。
だから少し違った視点でも見られるようになったかな、と思う側面もある。
もちろん一番気になるソフトではあるけれど、どうしても適用しにくい場面や、
システムを他のものに切り替えざるを得ないケースも理解できる。
メールシステムだけがほしい顧客にNotes/Dominoを勧めたりはしない。

だけど、Notes/Dominoのシステムを見て、どうしても反論をしたくなるときがある。
システムが不安定だから、使い勝手がよくないからシステムを変えたいというときのこと。
もちろん実際にその業務に適用しにくいもので、合わないケースもあるし、
そのときは適切なものを紹介して、移行の相談にのる場合もある。
でも、その半数ほどは安定しない原因をすべてソフトウェアのせいにする力不足の技術者の構築したシステムであることもあるのだ。
これは私にとっては許せない事象なのだ。
本当のNotes/Dominoの弱点を突かれるのとはちょっと違うと思っているからだろう。

確かにNotes/Dominoサーバの導入も難しくなし、ちょっとした開発ならすぐできる。
それがNotes/Dominoのいいところでもある。
だけど、それが大規模になってくると、運用には工夫の必要だし、
システムを開発、保守する上で、気を配るべき範囲もまた違ってくる。

技術力のないエンジニアがそこで努力して解決すべきことをせず、
ソフトウェアのせいにしているのだ。

作りの悪いエージェントで処理時間が異常に長くなっても、
「ノーツはそういうものですから、サーバを増強してください」だとか、
きちんと設定されていないシステムで、ある機能がきちんと動かなくても、
「この機能は安定しないきのうなんですよね」と平気で口にする。
さらには、設定の誤りによって起こっているトラブルに関して、問題特定もせず、
「ソフトウェアの問題なので直せません」と真顔で言うのだ。

残念ながら私がNotes/Dominoに携わっている期間にこんな技術者にたくさん出会った。そのたびに私はできるだけ問題の本質について言及し、安定するシステムを提案したりもした。

これは許されざる行為で、プロ意識のない、また勉強する意欲のない技術者を見ると、
どうしても腹立たしくなってしまうのだ。

これはNotes/Dominoに限ったことではないかもしれない。
そしてこういう状況になるのには個人の問題だけとも限らない。
会社ぐるみできちんと対応する能力がないにもかかわらず仕事を受けるケースがあるだろう。
それでも技術者にはちゃんとできないことはできないと言って欲しいし、
技術が足らないのであれば努力してそれを手に入れてほしい。
またもっとできる人の意見を聞くというのもあるだろう。
そしておごらずに、真摯にシステムやソフトウェアを扱ってほしいと思ってしまうのだ。
そのくらいのプライドがある技術者と仕事がしたいと思っている。

技術の進歩が早いことは言い訳にならない。
その仕事を選んだのは自分自身なのだから。

そうなりたくないと思うと、結局は、ある程度、自分のプライベートな時間も、
勉強に当てざるおえなくなってしまう。
一時期は私はねてもさめてもドミノだったころもあった。
今は少し業務の範囲も変わっているので、それだけではなくなったけれど。

例えば、医療のように顧客が他社にセカンドオピニオンを求めても胸をはれるシステムを提供するくらいのプライドは持ってほしいと思う。



あ、ノーツの話から遠ざかってしまいましたが、そんな風に思うことよくあります。
ありませんか?
posted by せりあ at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | Notes/Dominoな仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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