2006年11月08日

■システムを設計すること

Notes/Dominoの世界で大規模なシステムの設計ができる人を探すことが難しくなった。
ちょっとアクロバティックな移行作業をやろうとすると引き受けてくれる会社を探すことも困難だ。

どんなシステムでも最初の設計思想が大事で、日々の運用を考えたシステム構成や設定を定義しておく必要がある。
土台をしっかり作っておくべきなのだ。

しかし、Notesが一番、勢いを持っていた頃、スキルのないSEが構築してなにも考えてないシステムに、プラットフォームや運用に与える影響を考えずに作られたノーツらしくないアプリケーションが動いている例は数限りなく存在する。
思想のないシステムだ。
システムトラブルが絶え間なく起こる原因のひとつはこういう設計思想がミドルウェアに必要だと理解していない担当者が多いからじゃないかと思う。

Notes/Dominoの世界で言っても、命名規約から始まって、サーバーの基本設定、グループの運用ルールに複製のタイミング、システムメンテナンスの定期実行、クライアントコントロールのためのポリシー検討やアプリケーション運用のための規約やら考えるべきことは山のようにある。
確かにインストールも設定も難しくはないけれど、ただデフォルトの設定で環境構築をすることをシステム構築とは呼んで欲しくないと思う気持ちがある。

美しいシステム設計はある意味でアートだと思う。

整然と構築されたシステムを見ると何だかホッとするのも事実。
逆にどっから手をつけていいか分からないほどひどいシステムには技術者魂に火をつけられる。
何とかして落ち着けてやろうと思う。

だけど残念ながらそれができる人をアサインするのが難しくなった。
何とか開発者は見つけられても、大規模システムの設計、移行がこなせる人が見つからない。

便利な機能も使いやすくなった管理ツールも土台を作れないシステムでは威力を発揮しない。

腕に自信のある人、募集中です。
posted by せりあ at 09:19| Comment(2) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>腕に自信のある人、募集中です。

言っちゃいけないと思いつつも、募集しているから駄目なんじゃない?と言ってしまう自分がいます。

#疲れてるな、自分(苦笑)
Posted by NAT33 at 2006年11月10日 01:37
■NAT33さん

そうなんでしょうね。
でも、もう、私もポジション的に自分がでばってやる、というところにはいないので、
やってくれる誰かを見つけるか、
一生懸命に育てるか、の選択肢しか残ってないようです(笑)。

育てるのは、ね、難しいですよね。
一定ラインまではいくのだけれど、
ある一定のラインを超えた人材ってのは、
探すのも、育てるのも、難しいみたい。
Posted by せりあ at 2006年11月14日 20:56
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