2006年12月08日

■何が私をここに留まらせるか

仕事が忙しくなったのと、体調が芳しくなくてしばらくご無沙汰でした。

師走という季節がら皆さんもばたばたと過ごされてるのではと思います。

11月に『Lotus夜Day』に参加してから、漠然と考えていたことをつらつらと書いてみようと思う。
私はR3と呼ばれる時代からNotesと仕事をしてきた。
今のバージョンしか知らない人々にとっては信じられないほど、機能はチープで不安定だった。
それでもレプリケーションなどの根幹をなす機能のコンセプトはすでに確立したものだった。
回線も細かったあの時代にはあのレプリケーションの概念は素晴らしい発想だと感じた。

新しい時代がやってきてそうしたNotesののコンセプトが古いと言われるようになった。
果たして古いことは悪いことなのだろうか。
この業界にあってこの言葉を投げかけるのは非常に勇気がいるが、その思いは最近の私の一つの命題であったりする。

例えば、アナログの時計はいったいどのくらい昔からあの姿だったのだろうか。
デジタル時計が出てもアナログ時計はなくならない。
そこには時計という機械が持つ洗練された機能美があると感じる。
あの構造、形状、バランスがすでに完成されているからだと思う。
そして完成された機能は百年単位で変わらずそこに存在する。
時計だけでなく世の中にはそんな素敵なツールたちがたくさんある。
そう完成されたものは変わるあえて新しくなる必要はないのだ。

そういう意味ではソフトウェアはまだまだ未完成なのだろう。
だからといって全てが時流に乗って新しくなる必要はない。
素晴らしいコンセプトであれば捨てる必要はないと思う。

ソフトウェアは進化する。
確かに便利になった側面もあるけれど、全てが必要な進化なのかと疑問を感じるのだ。

Notesには変わらないコンセプトがある。
そしてそれがちゃんと受け継がれている。
それが好きな人も嫌いな人もいるだろう。
流行りのものが素晴らしいと感じるひともいるだろう。
それは置かれてる立場にもよるし、様々な思惑もあるだろう。

ただ、それが私がここに留まる理由の一つのだろうと感じている。

そして、もう一つは、



……続く。
posted by せりあ at 08:54| Comment(5) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日、とあるお客様と雑談をしていて、Office製品が出来たから仕事の生産性が下がったのだという話をしていました。

余計な仕事を生んでしまうS/Wというのも困ったものです。

私は、Office製品は普段PPくらいしか使いません。
Posted by 岩間 信也 at 2006年12月08日 09:39
 ぜひ、留まってください。 でも、留まっていても、新しい世界に行けるように私たちも努力していきます。
 Notesが絶対などとは思いませんが、私も「古い」の一言で否定する意見には違和感と不快感を感じます。
 Notesが本来持っている良さを活かしながらも必要な、取り込むべき、新しい技術のみ取り込ませたいと思っています。
 Notesは新しすぎる技術(デファクトや標準として生き残るかどうかわからない技術)は取り込みませんから、常に最新というわけには行きませんが、本当に必要なものは取り込んできているように思います。
 これからも、この路線を堅持してほしいものです。
Posted by 吉田 賢治郎 at 2006年12月10日 16:45
■岩間さん

そうなんですよ。
どれが、どうではなく、いろんなソフトがあって、
便利にならなかったものもあるような気がします。
でも、使い始めると捨てられないような気になるのもありますよね。
私はPDAを使って、最終的に紙に戻ってきた人だったりする。

■賢治郎さん(あえて、そう呼んでいいですか?)

これから続きを書く予定なのですが、やっぱり大事なものは
プロダクトの方針だけじゃないんですよね。
もっともっと大事なものがある。それを次に書こうと思います。

>私も「古い」の一言で否定する意見には違和感と不快感を感じます。
これは私も同感です。
そもそも新しい、古いって定義も曖昧なところもあるしなと私は思います。
曖昧な表現でそれっぽく語るのを聞くと、頭が?でいっぱいになります。

Notesらしさと新しいものの融合は私の中でも楽しみなポイントですね。
Posted by せりあ at 2006年12月12日 12:56
オフコース! 賢治郎さんと呼ばれるとうれしいです。 
Posted by 吉田 賢治郎 at 2006年12月14日 13:21
■賢治郎さん

ありがとう。
これからは賢治郎さんと呼ばせていただきます(笑)。
Posted by せりあ at 2006年12月18日 12:06
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