2007年11月16日

■みんなの意見は正しい?

ソフトウェアを選択するとき、それがデファクトスタンダードであることが重要という
考え方は少し危険な香りがする。
しかし、そのような考えを持っているエンドユーザは少なくない。

確かに使っている人が多いことでバグがつぶされやすいとか、
教えてくれる人が身近にいるという点においてはデファクトを選ぶ利点がある。
しかし、それが正しいか、という問いに答えるのは難しい。

私だったらデファクトであるかどうかではなく、自分が何をするためにそのソフトウェアを選択するかという点に重きをおくだろう。
デファクトを使っていればずっと使い続けられるような安心感や、
次のシステムへの移行の際の作業が楽なのではないかという幻想に基づいて、
ユーザはデファクトを選択する。
少なくともITの世界ではめまぐるしいスピードで全てが変わり、デファクトがいつまでもその位置を確立し続けることが難しくなっている。

ということはデファクトを選び続けるという選択は、ある意味、考えることを放棄し、いわゆる多数派の意見に常に振り回されるということなのではないかと考える。
そう、デファクトを選択するという決断は本当は何も選択せずに、周りに流されているだけなのではないかと思えるのだ。

確かに『「みんなの意見」は案外正しい』で書かれているように専門家たちが下す判断よりも、普通の人の普通の集団の判断の方が実は賢いケースはあるのかもしれない。

IT業界全体が、みんなの意見に振り回されっぱなしという感じはなくはない。
それがトレンドって考えるのが一般的なのかな?

posted by せりあ at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | MISC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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